スラグ検知システムSDS-10

                  1. SDS-10の特徴

 

スラグ検知システムSDS-10は、鉄鋼精錬工程において出鋼される溶鋼の中に混入しているスラグを検知して溶鋼中のスラグ混入を防止するシステムです。SDS-10においては、溶鋼とスラグの輝度率(明るさ)が異なることを利用して流下溶鋼を赤外線カメラで測定し、明るさの変化からスラグを検知します。赤外線カメラは近赤外CCDカメラないし非冷却ボロメーター式カメラで長時間メンテナンスフリーで使用することが出来ます。

 

SDS-10のスラグ検知ソフトウエア―では、オペレーターの目視判断に近づける工夫がなされ、スラグ検知信号を現存システムに組み込むためのインターフェースを準備しております。

 

オプションとして流下溶鋼の温度を指示する温度計測ソフト、溶鋼流下状況をアナウンスする音声出力ソフトをご提供いたします。また、厳しい使用環境においても長い間安心してご使用いただけるように、リトラクトシステムや各種の警報機能を有したユーティリティをご提供いたします。

 

 

                2. システムの構成  

 

2. 1.  構成 

 本システムの設置例を図1に示します。防塵ケースに格納した赤外線カメラを溶鋼取鍋より4~6m離して設置します。

 

HSD-10の構成例を図2に示します。カメラ映像は画像処理用パソコンに取り込み、画像解析でスラグ判定信号を得ます。解析データ-はカメラと共にCRT上に表示し、また別途

22. SDS-10の基本構成

    (1)カメラユニット               1

        ①赤外線カメラ

        ②防塵フード付水冷カメラケース

        ③カメラ専用ケーブル

        ④カメラ電源ボックス

    (2)溶鋼映像表示用ビデオモニタ         1

    (3)画像処理用パソコン及び付属品一式      1

    (4)プロセスインタフェースボックス       1

    (5)音声1/0DCS用信号             1

    (6)画像処理ソフトウエア            1式 

3.  4.  溶鋼の赤外線映像

 図3-2に流下溶鋼映像とヒストグラムの例を示します。溶鋼中にスラグが混入すると明るくなり、その状況がヒストグ

ラムに反映されます。