経営者としての責任

 

第一、企業は社会に役に立つ存在でなければなりません。 

 

第二、「生活の保障」に社長は責任を持たなければなりません。

 

第三、「生き甲斐」仕事に対して誇りを持てる環境が必要です。  

 

第四、「社会正義」世間に堂々と後ろ指を指されることのない倫理観がある。

 

日本の国柄

 今上天皇のお言葉

 日本の国は唯一の国家と言える国であります。それは、日本の国は唯一家族がそのまま国になった国だからなのです。 天皇を中心にした家族、それが日本です。天皇は常に国民のことを心配されております。

 

先般、今上天皇はご退位のことでお言がありました。

「私が天皇の位についてから,ほぼ28年,このかん私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」

 

昭和天皇

 昭和天皇は太平洋戦争開戦の時、明治憲法下天皇の名の下に開戦しておりす。

しかし、国民のことを思い開戦ぎりぎりの時まで反対していました。それは、実際には天皇には政治に意見をいうことは、慣例上出来なかったのです。内閣が決定したことに従い国璽を押さなければならなかった。権限がなく止めることが出来ず開戦へと突入して行きました。

 

この様に 天皇は国民の事をいつも心配し、 国民は天皇のことをお慕いしてきたのです。最近、大変災害が多く発生しています。そこにはいつも天皇がおられます。

 

国民の師表

象徴としての務めとは何か、それは天皇とは国民の師表であり、天皇は国民にとって尊敬出来る存在で無ければならないのです。国民は 天皇を家族でいえば父親のようにお慕いし尊敬申し上げる。そこに天皇と国民の間に信頼関係が生まれ安心し、より良い国民生活をおくることが出来ます。そして、家族同様の一体感が生まれ統一された国家といえる所以です。

 

 日本人の行動

 日本人は先般の東日本大震災においても動揺せず淡々と行動しています。また、ブラジルで行われたサッカーワールドカップの会場で、日本の観客は試合が終わり最後に席を立つときに、当たり前の如く、自分が座っていた席の周りを掃除して帰りました。こういった行動を、外国の人達は感心していました。それは日本には人間としての師表と出来る立派な天皇がおられるからなのです。

 

 仁徳天皇

 時代はさかのぼり 仁徳天皇 の砌、天皇は高台に上がり国民の様子を見ていました。そうした時に、 夕刻の 食事の支度をする時刻になっても 煙が上りませんでした。 如何したんだろうと近従のものに聞いてみると、 国民は近年天候が悪く作物が不作で食事も満足に出来ない状態であると言うことでした。それを聞いた仁徳天皇は、それから 2年間国民の税金を免税にしました。

 そして、天皇と言えども着ているものはほころび貧しさを国民と共に耐えました。そうして 2年後にまた高台に上がり国民の様子を見た時 、今度は国民の家々から煙が上りました。その時に仁徳天皇は言われたそうです。「我富めり!」と、国民の豊かさが即自分の豊かさである。 これが日本の天皇であります。
 

 そして、国民は天皇に感謝して天皇がお亡くなりになった時、あのような御陵(前方後円墳)を国民自ら進んで作ったとのことです。(ある学校の先生は、この仁徳天皇の御陵を、権力で強要し無理に国民に作らせたと教えていたそうです。大変な間違いであります)この様に 天皇は国民の事を思い、 国民は天皇のことをお慕いし、尊敬仰慕してきたのです。

 

 建国記念日とは

 今年は日本建国以来2,677年(皇紀)に当たります。これは神武天皇が建国してから2,677年目と言うことです。インドネシアではこの皇紀のカレンダーをいまだに使っている所があるそうです。日本の建国について、戦中、戦前の方は、学校で教わっています。

 しかし、私達戦後の人は何処でも教えて貰えません。何故かというと戦後GHQによって、この様な、日本人としての誇りとする様なことの多くを教えるのを禁じたからです。

 今年で戦後72年にもなります。戦争を知っている人はもう僅かの人だけです。しかし、日本の建国を教えようとしないのです。でも唯一あるのは2月11日の建国記念日です。何故この日なのか、また建国記念日とはどの様なものなのか教えてくれません。

 この2月11日は、神武天皇が建国した日その日が丁度旧暦で1月1日に当たります。そこから連綿と2,677年天皇家が血統を切れることなく続いております。そして、天皇と国民は、父親と家族のような関係を国の家族とする唯一「国家」として存続しています 。この様な国柄が日本なのです。

 

 和の国「異なるが故に異なる」

 日本は和の国です。和とは、「異なりを認めて一つを生きる」です。得意なこと、好きなこと嫌いなことみんな様々です。誰しもみんな考え方が違います。だから良いのです。皆、好きなこと、得意なことが同じであるならば、ものごとが成り立ちません。

 

 野球で言えばピッチャーも居ればキャッチャーもいるし内野も外野もいるから良いのです。会社で言えば、営業、技術者、経理担当、経営者とみんな持ち場がいる訳です。そこでみんな違うから「異なるが故に事なる」です。

 

  会社としての理想

 会社としての理想は、社長が天皇の役割です。社員は国民となり、社長は常に社員のことを思いやり、社員は社長を師表として仰ぎ見、皆得意分野を100%発揮して仕事を生きがいとして働き、その家族も満足し生活が出来ることです。