ペットボトルラベル剥離機(取り機)のグレードアップ)

近年、ペットボトルのリサイクルが特に注目されるなかでその再生ペレットの純度が市場価格を左右する状況となっております。係る現状から、当社では初期工程での完全分離を目指し、表記   ペットボトルラベル剥離機(取り機)     に関しまして種々改良を重ねてまいりました。結果お客様にほぼ満足して頂けるペットボトルラベル剥離機(取り機)となりました。

 

 1. ラベル剥離と分離率

 従来はラベル剥離後の分離性能が80%台であり後工程での人力選別、または風力選別に頼らざるを得ず、合わせて、極小ラベル片がペット破砕片と共に排出されることも有り、後工程での人力選別に大きな荷重となっておりました。

 

 そ  こで、分離率等につきまして本体内部の回転上昇風を改良し、95%以上の分離率と極小ラベル片がペット片への混入をほぼ防ぐ事に成功しました。

 

 2. 本体の摩耗対策

 消耗は回転刃及び固定刃、並びにベアリング、Vベルト等となっております、長期使用に関しては、本体の摩耗は避けられません。そこで対策として本体内部への内張り方式を採用する事により酷使環境下でも長期使用を可能にしました。この内張り板(高硬度板)はお客様にて交換が出来き機械を交換することなく部品のみにて長期間ご使用頂けます。

 

 3. 本体構造の標準化

 部品の標準化によりいつでも部品を交換することで簡単に修理可能とし、メンテナンスを簡素化しました。