チューブレンズ式炉内監視カメラ
この装置は、小さいピンホールからエアを噴出しながら測定する。レンズが汚れず耐熱性が高いので、メンテナンスフリーです。この特性を生かしてこれまでに高温炉や粉塵の多い環境で使用されてきました。しかしながら、レンズの種類が少なく価格が高いことであまり普及しておりません。
長年の経験を生かしてさまざまな環境に対応できるチューブレンズ式炉内監視カメラやピンホール式炉内監視カメラ装置の冷却部分の製作を行っております。
チューブレンズ式炉内監視カメラ特徴
(1)汎用レンズの組み合わせで光学系を組上げ、視野角度、レンズ長さ、カメラの種類を用途に合わせて選定
(2) 使用環境に適応した型式
① ボルテックスクーラ付空冷式カメラ室
② 密閉型水冷式カメラ室
③ 水冷式シールチューブ
④ 空冷式シールチューブ
⑤ 防振、リトラクト装置
⑥ 電動望遠レンズ付監視装置
(3) 特殊仕様の設計製作
(4) 装置の設置協力、メンテナンス
(5) 低価格の実現
*)耐圧仕様は、高圧容器メーカとの共同設計・製作となります。
主な仕様
(1) 視野角度(画面対角線上の角度) 20 , 40 , 60 , 90
(2) チューブレンズ長さ 15cm , 50cm , 100cm,特注で200cm 、斜視野(30°、90°)
(3) チューブレンズピンホール φ6~φ15mm
(4) チューブレンズ先端耐熱温度 500℃以内
(5) カメラ受光素子サイズ 1/3、1/2